■MLB ダイヤモンドバックス 6ー11 ドジャース(日本時間3日、アリゾナ州フェニックス、チェイス・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場し、4打数2安打2四球3盗塁で打率は.292。自身2度目となる1試合3盗塁、今季49度目のマルチヒットをマークし、MLB史上初の「45-45」まであと“1本塁打”となった。

前日は3試合ぶりのノーヒット、約1か月ぶりの3三振に終わった大谷、この日はダイヤモンドバックスの先発、左腕のE.ロドリゲス(31)と対戦。通算成績は11打数2安打1本塁打5三振で打率は.182。本塁打は打っているが苦手な投手。

1回の第1打席、カウント2-1から甘く入ったシンカーを捉えて、打球速度117.2マイル(188.6キロ)と打球が上がらず痛烈なライト前ヒット、2試合ぶりのヒットを放った。盗塁も期待されたが2番・M.ベッツ(31)がカウント2-0からの3球目を打って、セカンドゴロ併殺打に倒れた。

0対0、無死二塁で迎えた3回の第2打席、カウント1-2と追い込まれると、外角低めへのスライダーをファールで粘るシーンを見せた。そして、8球目、外角低めのスライダーを引っ張ってセカンドゴロ。アウトにはなったがしっかり走者を3塁に進めるチームバッティング。すると2番・ベッツが1球目を叩き、レフト前へタイムリーヒット、さらに3番・F.フリーマン(34)がレフトへ20号ツーランと3点を奪った。

3対1の4回、第3打席、2死三塁の場面は大谷との勝負を嫌がりストレートの四球で出塁、2番・ベッツの打席で今季44個目の盗塁に成功、MLB記録を更新する「44-44」をマーク。「45-45」まであと“1本塁打・1盗塁”となった。

7回、第4打席はダイヤモンドバックス2人目、左腕のJ.モンゴメリー(31)と対戦。カウント1-0から内角低めのシンカーを詰まりながらもライト前へ、3試合ぶりのマルチヒット。すると、2番・ベッツの打席で45個目の盗塁に成功、「45-45」まであと“1本塁打”、さらに続く投球でも3塁へ46個目の盗塁。自身2度目となる1試合3盗塁をマークした。

8回の第5打席は2死一塁の場面で四球で出塁、9回の第6打席は見逃し三振、大谷は4打数2安打2四球3盗塁で打率は.292。自身2度目となる1試合3盗塁、今季49度目のマルチヒットをマークし、MLB史上初の「45-45」まであと“1本塁打”となった。

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