大谷選手は去年9月に自身2回目となる右ひじのじん帯を修復する手術を受け、今シーズンは指名打者として試合に出場しながらピッチャーとしてのリハビリを続けています。
3日からは、移籍後レギュラーシーズンでは初となる古巣のエンジェルスタジアムでのエンジェルスとの2連戦に臨んでいて、4日の第2戦の前に4日ぶりにブルペンでの投球練習を行いました。
大谷選手はまずグラウンドでキャッチボールを行い、キャッチャーが座った状態でカーブなどの変化球を中心に確認したあと、昨シーズンまで使用していたホームチーム用と隣り合ったビジターチーム用のブルペンに入りました。
大谷選手はツーシームも交えながら前回のブルペンでの投球練習より5球多い最多の15球を投げ、終盤はうなり声を上げるなど力強いボールを投げ込んでいました。
球団によりますと、球速は140キロ中盤ほどだったということです。
練習後にはそのままブルペンでエンジェルスの球団職員などと笑顔で話し込む姿もあり、昨シーズンまで6年間ピッチングを磨いた場所をなつかしんでいる様子でした。
大谷選手は今後、シーズン中にバッターと対戦する実戦形式の投球練習も行う見通しで、来シーズンの開幕を目指すピッチャー復帰に向けて順調に歩みを進めています。
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