半谷選手は、生まれたときから視覚障害があって中学生から柔道を始め、パラリンピックは4大会連続の出場です。

初戦の準々決勝はアルゼンチンの選手と対戦し、互いに技によるポイントがないままゴールデンスコア方式の延長戦に入り、延長戦の2分過ぎに相手を抑え込んで「縦四方固め」で技ありを奪って勝ちました。

トルコの選手と対戦した準決勝も延長戦となり、延長戦に入った直後には2つ目の指導を受けて次に指導を受けると負けとなる状況に追い込まれましたが、延長戦の1分に入る直前「背負い落とし」で技ありを奪って勝ち、決勝進出を決めました。

半谷選手はパラリンピックではこれまで3位決定戦で2回敗れるなど5位が最高でしたが、これで初めてのメダル獲得が確定し、日本時間の5日午後11時以降に行われる決勝で金メダルをかけてウクライナの選手と対戦します。

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