インカレ水泳2日目。
大会期間中最初のリレー種目は、4×100mフリーリレー。
リレー種目は学校に与えられる得点が個人種目の倍になるため、総合優勝には必須。
会場全体が大盛り上がりとなる種目です。

女子の4×100mフリーリレーでは、東京オリンピック、パリオリンピックの2大会でリレーメンバー代表の池本凪沙選手(中央大学4年)が率いる中央大学が予選1位通過で決勝に出場しました。
池本選手は昨年のインカレで個人2種目(100m自由形・200m自由形)で優勝、また4×100mフリーリレーでも中央大学として優勝し、3冠を達成しており、今年もその期待がかかっていました。

今年も大会1日目に100m自由形、大会2日目に200m自由形で優勝し、2冠を達成した池本選手。
「中央大学の女子も強いということを会場に見せたい」という言葉とともに、2年連続の3冠をかけて女子4×100mフリーリレーの決勝に臨みました。

4レーンの第1泳者となった池本選手は、スタート直後は隣を泳ぐ神野ゆめ選手(中京大学4年)を追う展開となります。
それでも75mを過ぎたあたりで神野選手をとらえ、最後はややリードした状態で第2泳者につなげます。

その後はチームメイトの今野凜々香選手(中央大学4年)、長谷川葉月選手(中央大学2年)、澤野莉子選手(中央大学2年)が池本選手の作ったリードを守り抜き、2年連続で中央大学女子が優勝を果たしました。
レース後に池本選手は「ラストインカレで、しかもこのリレーが連覇がかかっているということだったので、しっかりと私が最初にいい流れを作れればいいと思っていた。この結果になって本当に良かったと思う」と喜びを表しました。


女子4×100mフリーリレー結果
1位 中央大学(池本・今野・長谷川・澤野) 3:41.11
2位 早稲田大学(船越・松本・内田・青木) 3:42.32
3位 中京大学(神野・廣下・石渡・田山) 3:43.79

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。

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