■MLB ドジャース 7ー2 ガーディアンズ(日本時間8日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのガーディアンズ戦に「1番・DH」で出場し、4打数無安打で打率は.289。2試合ぶりのノーヒットとなった。チームは連敗を2でストップ、2位パドレスが敗れたため、ゲーム差は5ゲームとなった。

前日は5試合ぶりの45号を放ち、「45本塁打-45盗塁」を達成した。この日、ガーディアンズの先発はG.ウィリアムズ(25)、大谷は初対戦となった。気温35℃と暑さの残る1回の第1打席、いきなり1球目、97マイル(156キロ)のストレートを完璧に捉えてライトで大きな当たり、大谷も打球を確認しながら走り出したが、ポールの右に逸れていきファール。本拠地のファンも大歓声に包まれたがため息に変わった。最後は外角高め159キロのストレートに差し込まれショートゴロに倒れた。

大谷が打ち取られたドジャースだったがその後、3者連続で四球を選び、1死満塁で5番・T.エドマン(29)がレフトへ2点タイムリーツーベースで先制点を奪った。さらに6番・G.ラックス(26)がレフトで犠牲フライ、続く7番・M.ロハス(35)がライトへタイムリーを放ち、4対0。ドジャースの攻撃はこれで終らず、8番・A.パヘス(23)がガーディアンズ2人目、P..アビーラ(27)から10号ツーラン、6対0と大きくリードした。

打者一巡して大谷の第2打席、フルカウントからの7球目、外角低めのストレートを引っ張りセカンドゴロ。珍しく1イニングで2つのアウトとなってしまった。大谷は2022年7月25日ブレーブス戦でも1イニング2つのアウトになっている。

4回、1死走者なしで第3打席、ガーディアンズ3人目、S.バーロウ(31)と対戦。フルカウントからの7球目、内角低めのスライダーに空振り三振に倒れた。2死となったドジャースだったが2番・M.ベッツ(31)がシンカーを完璧に捉えてレフトスタンドへ16号ソロホームランで7対2とした。

6回の第4打席、ガーディアンズ4人目、E.サブロウスキー(26)と対戦。カウント1-0からの2球目、外角高めのスライダーを逆方向へ叩いたが、あとひと伸び足らずにレフトフライ。大谷は4打数無安打で打率は.289。2試合ぶりのノーヒットとなった。ドジャースは7人の投手リレーでガーディアンズ打線を抑えて連敗を2でストップ、2位パドレスが敗れたため、ゲーム差は5ゲームとなった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。