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【W杯2026アジア最終予選】バーレーン代表 0ー5 日本代表(日本時間9月11日/バーレーン・ナショナル・スタジアム)

【映像】危険スライディング→久保・遠藤が詰め寄った瞬間

 イエローカードで済んだことが不思議に思えるような危険なプレーだった。

 日本代表は日本時間11日、ワールドカップ2026アジア最終予選の第2節で、バーレーン代表とアウェイで対戦した。前節の中国戦と同様に3-4-2-1のフォーメーションを採用。2試合連続でベンチスタートとなった伊東は、1点リードで迎えたハーフタイム中にMF堂安律と交代で右のウイングバックに入ると、投入直後の47分にFW上田綺世のゴールをお膳立て。その後も右サイドで好パフォーマンスを見せた。

 迎えた試合終盤の88分に危険なシーンが訪れる。久保建英からのリターンパスをもらった伊東の足元にバーレーン代表MFイブラヒム・アル・カタルがスライディングを見舞う。かなり深いタックルで、伊東はピッチに転倒。主審がイエローカードが提示するも、あまりにも悪質なラフプレーに久保や遠藤、板倉らが相手選手に詰め寄る場面もみられた。

 リプレイ映像を確認すると、遅れたタイミングで左足のスライディングが伊東を直撃。さらに右足で追撃するカニバサミのような格好となるかなり危険なプレーだった。

 これについて解説の小野伸二氏は「ちょっと気をつけたいですよね、こういうゲームになると。疲れとかではない。やられてイライラが募っている。見てください、これ蹴りに行ってますからね。大丈夫かな。心配ですね」とコメント。自身もシドニーオリンピックアジア1次予選のフィリピン戦で、相手選手からカニバサミを受けて左膝の靭帯を断裂していただけに、伊東の状態を心配した。

 これにはファンも「こわい」「大丈夫か」と心配の声とともに「カニバサミからのヒールホールド」「赤だせ」「怪我させにきてるやん」「退場だろ」「レッド」「怪我させんなよ」とラフプレーに怒りをあらわにした。

 その後伊東は無事にプレーを続け、5-0の快勝に貢献。これで9月シリーズを2連勝で終えた日本代表は、10月シリーズでサウジアラビアとアウェイ、オーストラリアとホームで対戦する。
(ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)

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