■MLB ドジャース 3ー6 カブス(日本時間11日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのカブス戦に「1番・DH」で出場し、この日は4打数無安打。3試合ぶりのノーヒットに終わり、打率.292から.290に。
カブス先発・今永昇太(31)と3打席対戦したが、いずれも打ち取られ快音響かず。ドジャースは今永から3発のソロを放ったが、逆転負けで2連敗。この日、約3か月ぶりの復帰登板となった山本由伸(26)が4回59球を投げ、4安打1失点(自責1)。4者連続を含む圧巻の8奪三振で復帰マウンドを終えた。
今永とは2度目の対戦となった大谷。前回は空振り三振、三邪飛に抑えられ、この日の第1打席では初球高めのストレートを打ち上げ、ショートフライ。1-1の同点で迎えた3回は、無死一・二塁の勝ち越し機にカウント2-1からスライダーを弾き返すも、ファースト併殺打で得点ならず。
5回の第3打席は2死無走者の場面で、2球目のスライダーを振り抜くと、打球はライト方向へ高々と舞い上がったが、惜しくもフェンス一歩手前の右飛に倒れた。
打線は1点を追う2回に、4番のT.エドマン(29)がドジャース移籍後初アーチを放って1-1の同点。さらに4回にも2打席連続となるソロ本塁打を放ち、5回にはM.マンシー(34)が13号ソロをマーク。今永から3発放って3-1とリードした。
だが8回、A.ベシア(28)が先頭打者に四球を許すと、E.フィリップス(30)に交代。スワンソンの打席で捕手のA.バーンズ(34)が捕ゴロから悪送球で無死一・二塁のピンチに。ここで鈴木誠也(30)のタイムリーで1点を失うと、センターのエドマンの悪送球が絡んで3-3の同点に。さらに1死一・二塁でブッシュの二ゴロをK.ヘルナンデス(33)がエラーで、3-4と逆転を許した。
悪い流れは続き、ホーナーのタイムリーを浴びるなど、この回3失策の5失点で3-6とひっくり返された。直後の8回、大谷の第4打席は1死無走者の場面で、2番手N.ピアソンの初球を捉えたが、大きな飛球もあと一歩伸びず中飛。
9回の打線もランナーを一人出したが反撃ならずゲームセット。カブスの今永が13勝目を手にした。さらにこの日、リーグ西地区2位のパドレスが勝利したため、優勝マジックは減らず、ゲーム差は4.5となった。
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