金子選手は京都出身の34歳。

2013年に立命館大からドラフト3位で西武に入団し、持ち味の俊足を生かして2016年には53盗塁、2019年には41盗塁をマークして、2回の盗塁王に輝くなど中心選手としてチームを支え、2018年からのリーグ連覇にも貢献しました。

今シーズンも開幕戦で先発出場しましたが打撃不振などもあって徐々に出場機会が減り、6月に2軍落ちして以降は1軍での出場機会はありませんでした。

金子選手は15日、ベルーナドームで引退会見を行い、引退を決めた理由について「チーム状況や立場を考えた中で来年のライオンズの戦いに自分が加わっているイメージができなかった。そう思った瞬間に現役を引退しようと決断した」と話しました。

12年間の現役生活を西武一筋で終えることについては「他球団に行くというのは頭に浮かばなくて、元気なままライオンズファンに囲まれてやめたいなと思った。たくさんの仲間に出会えて、幸せなライオンズ生活だった」と話しました。

また、チームの後輩たちに向けてメッセージを求められると「今の後輩たちはまだ僕より足が遅い。僕に負けているようじゃまだまだだと思うので、もっと頑張って速くなってバンバン走ってほしい」と俊足でならした金子選手ならではのエールを送り、会場の笑いを誘っていました。

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