■MLB ブレーブス-ドジャース(日本時間17日 ジョージア州トゥルイスト・パーク)
ドジャース・山本由伸(26)が中5日で敵地でのブレーブス戦に先発、4回、72球を投げて、被安打4、奪三振3、四死球2、失点0。防御率は2.63。毎回先頭打者を出塁させたが粘りのピッチングで無失点に抑えた。
山本は中5日でブレーブス戦に先発、前回11日の復帰戦では4回59球を投げ、4安打1失点(自責1)の好投。4者連続を含む圧巻の8奪三振でカブス打線の前に立ちはだかった。立ち上がり、コントロールに微妙なズレで先頭打者に四球を与えた。1死から3番・M.オズーナ(33)の打席で盗塁とキャッチャー・W.スミス(29)の悪送球で1死三塁のピンチを迎えた。
オズーナにはカウント2-1のバッティングカウントから153キロのストレートを捉えられたがサード正面のゴロ、さらに5番・R.ローレアーノ(30)にも153キロのストレートを捉えられていい当たりのサードゴロ。山本は何とか粘って無失点に抑えたが、スプリットは3球投げたが全て抜け気味、真っ直ぐを完全に狙われていた。
2回、先頭の6番・J.マーフィー(29)にカウント1-2と追い込みながらもストレートを弾き返されセンターオーバーのツーベース。内野ゴロで走者を進められたが8番・G.アーシェラ(32)を2球連続のカーブで追い込むと、最後は高めのストレートを振らせて空振り三振、9番・W.メリフィールド(35)にもストレートをセンター方向に弾き返されたがシフトの網にかけてセカンドゴロ、ここも無失点で切り抜けた。
ドジャースは3回、四球で出塁したM.ロハス(35)が1死二塁の場面で3塁へ盗塁を成功させた。2死三塁で1番・大谷翔平(30)の打席で相手のキャッチャーがボールを弾くと、果敢にホームを狙い先制点、ベテランが積極走塁で山本に点をプレゼントした。
1点をもらったその裏、大事なマウンドの山本、先頭の1番・M.ハリスⅡ(23)にこの試合初めて投げたカットボールを詰まりながらもレフト前ヒット、続く2番・J.ソレーア(32)には追い込みながらもストレートを完璧に捉えられてセンターオーバーのツーベース、1走者のハリスⅡがホームを狙うが、センター・T.エドマン(29)からK.ヘルナンデス(33)の鮮やかな連係プレーでホームタッチアウト。好守備で山本を助けた。
1対0で迎えた4回、またも先頭打者の5番・ローレアーノにストレートを打たれてライトフェンス直撃のスリーベースを浴びた。無死三塁のピンチを招くと、6番・マーフィーは追い込んでからスライダーで空振り三振、7番・O.アルシア(30)もスライダーでショートゴロとスライダーで打ち取っていった。最後、8番・アーシェラをカーブでショートライナー、無死三塁のピンチも無失点で抑えきった。
山本は球数が72球となり4回で降板、被安打4、奪三振3、四死球2、失点0。防御率は2.63。毎回先頭打者を出塁させたが粘りのピッチングを見せた。
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