増田投手は兵庫県出身の36歳。

2013年にNTT西日本からドラフト1位で西武に入団し、150キロを超えるストレートとキレのあるスライダーを武器に、2015年には42ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、2020年には33セーブを挙げて最多セーブに輝きました。

しかし12年目の今シーズンは、12試合に登板し0勝2敗3ホールドポイントで防御率4.09と結果を残せず、6月に1軍の出場選手登録を抹消されてからは1軍での登板はありませんでした。

これまでの通算成績は、559試合に登板し、31勝40敗、194セーブ、140ホールドポイント、防御率は3.03で、今月28日、ベルーナドームで引退セレモニーが行われるということです。

増田投手は球団を通じて「ここ数年、思うように投げられない自分がいました。クローザーとしてチームを勝利へ導く9回のマウンドで、その役割を果たしたときのファンの皆さまの歓声は一生忘れることはありません。ライオンズ一筋でプレーできたことは幸せでした」とコメントしています。

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