新本穂乃佳 アナウンサー
9月18日は、広島カープにとっておめでたい日です。なんと3人の選手のお誕生日なんです。先日、プロ初勝利の 常廣羽也斗 投手は23歳、そしてリリーフでの1軍登板もあった 松本竜也 投手は25歳の誕生日。

そして、もう1人が、チーム最年長、39歳を迎えた 松山竜平 選手です 。カープ一筋17年の松山選手のこれまでをぎゅっとまとめました。

チーム屈指のバッティング技術を誇る松山竜平。1985年のきょう9月18日、鹿児島県生まれ。生まれたときに4000グラム以上あったという男の子は、父の影響で保育園のころからキャッチボールをやり始めました。

2007年、九州国際大学から大学・社会人ドラフト4巡目で指名され、カープへ入団。

同期には 小窪哲也 コーチや 丸佳浩 選手がいました。しかし、3年目までは1軍でヒットを放つことができませんでした。

才能が開花したのは4年目、25歳になってから。初ホームランを放つなど持ち前のバッティングでアピールを続けると、2013年には今や世界的スターともいえる 大谷翔平 からホームランを放ちます。

そして、25年ぶりの優勝がかかった巨人との一戦では決勝のホームラン。

続く翌年には自らの誕生日が忘れられない1日になりました。

実況(vs. 阪神(優勝決定戦)2017年9月18日)
「打ち返した。センターの右。バースデーのタイムリーが優勝マジック1の試合、(※けがをした鈴木誠也に代わる)4番として松山、価値ある一打が1回に出ました」

石橋真 アナウンサー
「きょう、バースデータイムリー。4番で引っ張りました。連覇、どうですか?」

広島カープ 松山竜平 選手
「そうですね。いや、最高です」

その後は勝負強いバッティングで “代打の切り札” としてもゲームを決める活躍を見せてきました。

ことしは2年ぶりのホームラン(5月4日 vs. DeNA戦)を放ち、おなじみのあのフレーズも披露。

松山竜平 選手
「鹿児島にいるばあちゃん、天国にいるじいちゃん、きょう、おれ、やったよ!」

シーズンは残り15試合。39歳を迎えたチーム最年長のバットにまだまだ期待しましょう。

新本穂乃佳 アナウンサー
松山選手、小さいころの写真はお父さんそっくりですし、もうこのままでした。

青山高治 キャスター
このままだし、生まれたときが一番、アンパンマンですね。チーム最長の39歳ですけど、本当にチームのアイドルのように若手からも慕われて、松山選手が打つと盛り上がりが違いますもんね。

コメンテーター 平尾順平 さん(ひろしまジン大学 代表理事)
ファンからも愛されてますから。

中根夕希 キャスター
監督からのいじりもありますよ(笑)

新本穂乃佳 アナウンサー
残り15試合、またあのフレーズが聞きたいところです。松山選手も3年目まではほとんど2軍で暮らしていたわけなんですが、今の2軍にも将来、松山選手のようになる選手がいるかもしれません。そんな将来性豊かな若鯉の2軍戦が22日(日)、廿日市市のHIROHAI佐伯総合スポーツ公園野球場で行われます。翌日には、廿日市市が女子野球タウンということで、女子のエキシビションゲームも組まれています。

廿日市市 女子野球タウンフェスティバル
9月22日(日・祝)ウエスタン・リーグ2024 in 佐伯 広島 vs. 阪神
9月23日(月・休)エキシビジョンゲーム
         第1試合 佐伯高校 vs. 履正社高校
         第2試合 廿日市女子野球選抜 vs. 履正社高校

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