■プロ野球 巨人 6-0 DeNA(19日・東京ドーム)
DeNAは巨人に完封負けを喫した。試合は1回、先発・ケイ(29)が3番・3番・吉川尚輝(29)に適時二塁打を放たれ先制を許すと守備の乱れもありいきなり3点を失った。5回には4番・岡本和真(28)に第25号2ランを浴びるなど5ー0、8回にも1点を失い6点差に。打線は巨人の先発・戸郷翔征(24)の前にチャンスを活かすことができず無得点に倒れた。
前日の試合では1点を追う6回に牧秀悟(26)の第22号ソロ本塁打が飛び出し同点。8回には押し出し四球で一時勝ち越すも直後に再び同点を許した。2ー2のまま延長戦へ入るも12回まで勝ち越すことができず引き分けとなった。3位・広島と0.5ゲーム差に迫り迎えたこの巨人との2戦目、先発マウンドに上がったケイは試合前まで6勝6敗、防御率2.88をマーク。今回の登板が今季22試合目となった。
打線は1回、巨人の先発・戸郷に対し先頭の梶原昂希(25)が二ゴロ。2番・牧秀悟(26)が左安打を放ち出塁するも3番・佐野恵太(29)は一ゴロの併殺打に倒れ無得点に終わった。
その裏、ケイの立ち上がりは先頭の丸佳浩(35)に中二塁打、2番・浅野翔吾(19)に四球を与え走者を背負った。二塁走者の丸は盗塁を成功させ、無死一、三塁とすると3番・吉川にライトへの適時二塁打を浴び先制を許した。さらに満塁から5番・大城卓三(31)の左犠飛の間に2点目を失った。1死を奪い6番・モンテス(27)を一邪飛に打ち取るもオースティンの悪送球により3ー0と差を広げられた。
5回裏にはこの回先頭の2番・浅野にセーフティバントを決められると1死一塁から4番・岡本和にレフトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を浴び5ー0と突き放された。
5点を追いかける打線は6回まで無得点に倒れる苦しい展開に。6回裏からは2番手・京山将弥(26)がマウンドに上がり2つの四球で走者を背負うも2死一、二塁から2番・浅野を捕邪飛に打ち取り得点を与えず。
7回裏は3番手・上茶谷大河(28)が登板し無失点に抑えた。反撃したい打線は8回表に2死走者無しから2番・牧が右二塁打を放ち出塁するも3番・佐野は一邪飛に倒れ得点に繋がらず。
8回裏、4番手・坂本裕哉(27)が登板。しかし2死走者無しから代打・萩尾匡也(23)、1番・丸に連打を浴びると2番・浅野の打球をサードを守る宮﨑敏郎(35)がファンブルし6点目を失った。6点差に広がり9回表、巨人の2番手・堀田賢慎(23)の前に本塁を踏むことができず試合終了。DeNAは首位・巨人との2連戦を1敗1分けで終えた。
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