38代木村庄之助は本名・今岡秀樹、島根県出雲市出身の64歳で、昭和50年の夏場所で初土俵を踏みました。

平成31年の初場所から第41代式守伊之助として、行司の最高位である立行司になりました。

さらに、ことしの初場所からは9年近く空位となっていた木村庄之助を襲名し、結びの一番を裁いてきました。

木村庄之助は22日が誕生日で65歳の定年を迎えるため、退職することになり、最後の裁きとなる今場所の千秋楽を前に14日目の21日、国技館で記者会見を行いました。

この中で木村庄之助は「達成感もあるが、反省の繰り返しだった。冷静に見極め力士の気持ちの中に入り込むことが大事だと思ってやってきた」とおよそ50年の土俵人生を振り返りました。

そして「最後だという気持ちはなく相撲は永遠に続く。自分の魂はそこにある」と話し、22日の千秋楽に向けては「今までどおり変わらない平常心で臨みたい」と意気込みを示しました。

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