ナショナルリーグ西部地区で地区優勝へのマジックナンバーを「5」としているドジャースは21日、本拠地ロサンゼルスで同じ地区の最下位に沈むロッキーズと対戦しました。

今シーズンのホームランと盗塁の数をともに「52」としている大谷選手は、1番・指名打者で先発出場し1回の第1打席はサードゴロでした。

3点を追う3回の第2打席はフォアボールで出塁し、2番・ベッツ選手のツーランホームランでチームは2対3と詰め寄りました。

ドジャースは4回に3対3の同点に追いつき、なおも2アウト一塁三塁のチャンスで大谷選手に第3打席が回りましたが、ここは低めのボールを見逃して三振に倒れました。

3対4と再びリードを奪われて迎えた6回の第4打席は、1アウト一塁の場面で相手ピッチャーの初球のカーブが右ひじのプロテクター付近に当たりデッドボールで塁に出ました。

3対6と3点を追う9回は大谷選手が先頭バッターで第5打席に入り、初球を打って左中間に鋭い打球を飛ばし5試合連続ヒットをマークしました。

このあと1アウトとなってから二塁へ盗塁を成功させ、今シーズンの盗塁の数を「53」に伸ばしました。

これで2001年にイチローさんがマークした日本選手のシーズン最多盗塁記録の「56」にあと3つと迫りました。

大谷選手はこの試合3打数1安打で、フォアボールとデッドボールが1つずつでした。

試合はドジャースが3対6で敗れて連勝が3で止まり、この日勝った2位のパドレスとのゲーム差は「3」に縮まってドジャースの地区優勝へのマジックナンバーは消えました。

ドジャースとパドレスは今月24日からの3連戦で直接対決します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。