フルプ選手はチェコ出身の25歳。

右投げ右打ちの外野手で、1メートル93センチ、99キロの体格を生かした力強いバッティングが持ち味で、去年のWBCではチェコ代表として日本と対戦し、佐々木朗希投手からツーベースヒットを打って注目を集めました。

今シーズンはアメリカの独立リーグでプレーし80試合に出場し、打率2割5分2厘、ホームラン7本、43打点の成績を残しています。

育成選手として契約を結んだフルプ選手は26日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見を行い「とても気持ちが高ぶっている。野球選手としてレベルアップして、最終的には1軍のメンバーになってチームに貢献したい。自分のスピードとパワーをアピールしていきたい」と意気込みを語りました。

プロ野球では初めてとなるチェコの選手で、会見では去年のWBC以降、母国で野球人気が高まっていることについても触れ「自分がこうして夢をかなえることができたので、チェコの子どもたちにも夢がかなうということを伝えていきたい」と日本でプレーする決意を示しました。

フルプ選手は10月7日から宮崎県で行われる若手選手中心の教育リーグ「フェニックス・リーグ」に派遣されるということです。

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