春日野部屋の元関脇 碧山は38歳。

身長1メートル91センチ、体重181キロの体格を生かした突き押し相撲が持ち味で、十両陥落を経験しながらも幕内で通算12年近く活躍してきました。

この秋場所は十両13枚目で臨み5勝10敗と負け越して、24日現役を引退し、年寄 岩友を襲名しました。

碧山は26日東京 両国の国技館で会見に臨み「もう土俵に上がることはないのでさみしい気持ちでいっぱいだ。もうちょっと頑張る姿を見せたかったが秋場所で負け越してしまったので、親方と相談して引退を決めた」と引退の理由を明かしました。

15年の現役生活については「今まで生きてきた38年のなかで、一番楽しい時間だった。力士になれて本当によかった」と話しました。

今後は岩友親方として指導にあたることについては「自分が親方に教えてもらったすべてをこれから伝えていきたいと思う。自分に負けない気持ちの強い力士を育てていきたい」と抱負を話していました。

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