■MLB ナショナルズ 1-2 ドジャース(日本時間26日、ワシントンD.C.ナショナルズ・パーク)

ドジャースの山本由伸(25)がメジャー2勝目。6回97球を投げ4安打無失点、7奪三振(1四球)の内容で、一度も三塁を踏ませない快投をみせた。

試合後、山本は6回無失点の好投に「ここまでの中では一番自分らしいピッチングだったかなと思います」と2勝目の喜びをかみしめた。

「とにかく良いコースに投げられていたのでファウルも沢山取れましたし、基本的に良いボールが今日は多かったかなと思います」と自身の投球を評価。

また、勝ち投手の権利がかかる5回には、先頭・ロサリオのピッチャー返しが顔面付近に飛んでくるもグラブを差し出してスーパーキャッチ。打球速度169キロであわや大ケガの場面も、山本は素早く反応し敵地ファンからも拍手が送られた。

ピッチャー返しの瞬間について「びっくりましたけど、本当にびっくりする間も無くボールが(目の前に)来てたので、たまたまグローブが反応できるところだったので、運が良かったですね(笑)」とヒヤリとした場面を振り返った。

メジャー6度目の登板で、3月21日の初登板から約1か月が経過。大リーガーとして慣れてきたかと聞かれると「いや?どうでしょう」と苦笑い。「でも、この生活というか、例えば野球も多少違いはあるのでそう言った部分も、徐々に慣れてきてるなと感じる部分もあるし、意外と気にしてなかったつもりが、多少意識はしていたのかなとか」と話した。

「本当にサポートをたくさんドジャースがしてくれているので、本当にすごく助かってます」と球団スタッフの支えに心もほぐれてきているという。

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