北京、ロンドン、東京とオリンピック3大会に出場したビーチバレーボール界のレジェンド・白鳥勝浩選手(47、株式会社カブト)が28日に開催されたジャパンビーチバレーボールツアー第7戦グランドスラムお台場大会をもって現役を引退した。

一回戦の相手は第6戦グランドスラム名古屋大会優勝の上場雄也/長谷川徳海ペア。白鳥/永井雄太ペアも懸命に食らいつくがセットカウント0-2で敗退。試合後は北京、ロンドン五輪でペアを組んだ盟友の朝日健太郎さん(49)が司会を務め、白鳥選手の引退セレモニーが行われ、今の気持ちを語った。

白鳥選手「ビーチバレーボールって面白いですね。まだまだやりたい。本当はインドアで日本代表になりたかったんですけど、なれなくてビーチバレーボールでオリンピックに行ってやろうと思い、それが3回も行くことができて25年間本当に幸せな競技人生でした」

25年間という長い間ビーチバレーボールを続けてこれたことについては「単純にビーチバレーボールが楽しくて楽しくて仕方なくて、大好きで大好きで仕方なくて、それだけでずっとやってきました」と笑顔で答えた。

今後については「指導者として選手のサポートに回り、ビーチバレーボールの魅力を伝えていきたい」と現役生活を終えてもビーチバレーボールに携わりたいと語った。


■白鳥 勝浩(しらとり かつひろ)
1976年10月29日生まれ。東京都出身。身長191㎝。大学卒業後、1998年に6人制からビーチバレーボールに転向。2002年~2011年にかけてビーチバレージャパンで10連覇を果たす。また日本代表としてオリンピックでは北京、ロンドン、東京と3大会出場し、アジア大会は2002年に金メダル、2010年に銅メダルを獲得するなど数々の功績を残してきた。

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