【ラ・リーガ】ソシエダ3−0バレンシア(日本時間9月29日/アノエタ)
【映像】一瞬で3人突破→神スルーパスでチャンスメイクのシーン
先制点を決めた久保建英の調子の良さが伺えるプレーだった。相手に厳しいマークを受けていた日本代表MFだったが、味方選手とのパス交換で局面を打開すると、最後はアシスト未遂となるスルーパスを披露。テンポよくチャンスを作り出した。
8分に今シーズンの2点目となるゴールを決めたソシエダの久保建英が、今度はチャンスメイクで違いを作り出した。
ソシエダが1-0とリードして迎えた32分、右サイドのタッチライン際でボールを受けた久保は3人のバレンシアの選手に囲まれる数的不利の状況に陥っていた。こうした難しい状況を突破することは決して容易なことではないが、周りの状況が見えている久保はチームメイトとの連係で局面を打開する。
インサイドハーフで起用されていたセルヒオ・ゴメスとのワンツーで狭いエリアを突破すると、最後はカットインの形から相手の視線を集めて左の大外のアンデル・バレネチェアにラストパスを供給した。
22歳のFWのシュートが枠を逸れてしまったことで追加点は生れなかったが、久保のアイデアと技術がソシエダのチャンスを演出した。
これにはSNS上でファンも「絶妙なパスやったのに」「今日の久保えぐいって」「3人いてもお構いなし」「久保クソ良いパスだったけどおしいいい」「まじで上手いな」「久保が楽しそうでなにより」「そんなことできちゃうの?」とコメント。キックオフ直後から好調を維持している日本代表MFに賛辞の声が贈られた。
今夏にマンチェスター・シティから加入したセルヒオ・ゴメスの起用法が定まっていない影響で、ベンチスタートになることもあった久保だが、この試合ではゴールやチャンスメイクで自らの存在価値を示すことに成功した。開幕ダッシュに失敗したチームと共に浮上できるだろうか。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。