バレーボール・SVリーグの「東京グレートベアーズ」が2日、東京・国立代々木競技場第二体育館で記者発表会を開き、新シーズンに向けての抱負を語った。

創設初年度の22-23シーズンは10チーム中8位、23-24シーズンは7位と年々成績を上げているものの、上位6チームが進めるプレーオフにはあと一歩及ばなかった。パリオリンピック™代表のセッター深津旭弘(37)は「あと1点、あと1試合っていうところでファイナルを逃し、本当に悔しかった。今シーズンはまずはファイナル進出を目指し一つ一つ頑張っていきたい」と決意を新たにした。

さらにもう一つの目標がある。ホームゲームの観客動員数はリーグNo.1。昨シーズンは62,859人を集客したが、今シーズンは10万人超えを目指す。2021年に東京オリンピックが開催された有明アリーナ(約1万5000席)での試合も予定されている。
エースの柳田将洋(32)も「10万人という数字は大きなチャレンジだが、チームとして毎シーズンチャレンジし続けているので、選手もしっかり向き合っていきたい。コート外でも情報の拡散をしてアピールしていく」と話した。

今シーズンは新加入選手として日本代表の経験のある大竹壱青(28)を獲得。ポーランド代表のマチェイ・ムザイ(30)やポルトガル代表のアレックス・フェレイラ(32)も加わった。チームとして初のプレーオフ進出、さらには悲願の優勝を目指す。
初戦は10月12日、東京体育館にてウルフドッグス名古屋と戦う。

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