■プロ野球 中日 1-3 DeNA(4日・バンテリンドーム)

DeNAは中日に勝利し連敗ストップ。試合は2回表、1死二、三塁から7番・森敬斗(22)の犠飛で先制。5回表には1番・梶原昂希(25)が適時打、8回表には2番・桑原将志(31)が第5号ソロ本塁打を放ち追加点を挙げた。投げては先発した濵口遥大(29)が3回無失点と試合を作ると山﨑康晃(32)、坂本裕哉(27)ら救援陣も粘投しリードを守った。

ここまで2連敗を喫しているDeNAはレギュラーシーズン残り3試合。この日からバンテリンドームで中日と3連戦を迎える。初戦の先発マウンドに上がった濵口は試合前まで2勝4敗、防御率3.44をマーク。今回が今季11試合目の登板となった。

打線は1回、中日の打線は梅津晃大(27)に対し先頭の梶原が空振り三振、2番・桑原が投ゴロと2死を奪われると3番・蝦名達夫(27)は右飛に。三者凡退に倒れ無得点に。

濵口の立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)を左飛に。その後2番・村松開人(23)に左二塁打、3番・福永裕基(28)に四球を許し1死一、二塁のピンチを迎えるも4番・石川昂弥(23)をセカンドへの併殺打に打ち取り無失点に抑えた。

すると2回表、この回先頭の4番・オースティン(33)が中安打を放ち出塁すると続く5番・戸柱恭孝(34)は四球を選択。6番・柴田竜拓(30)が送りバントを決め1死二、三塁とチャンスを広げると7番・森敬がレフトへの犠飛を放ち先制点を挙げた。

濵口は3回38球を投げ抜き2安打無失点に抑える投球。4回裏からは2番手・ディアス(25)が登板し3番・福永にファーストへの内野安打で出塁を許すも後続を抑えリードを守った。

追加点を狙う打線は5回表に7番・森、8番・林琢真(24)の連打で無死、三塁を作るも代打・牧秀悟(26)は二飛に。飛び出していた一塁走者の林も戻り切れず2死となった。しかし2死三塁で迎えた1番・梶原は内角の球をレフトへ運ぶ適時打を放ち2点目を奪った。出塁した梶原はすかさず盗塁を成功させ阪神・近本光司(29)が今季記録している19盗塁まであと4つに迫る15盗塁目を決めチャンスを拡大した。だが2番・桑原は捕ゴロに倒れ走者を返すことができず。

2点リードに変わり5回裏は3番手・山﨑がマウンドに。8番・田中幹也(23)に中安打、続く代打・後藤駿太(31)の打球をセカンドの柴田が悪送球し1死一、二塁と走者を背負ったが1番・岡林を見逃し三振、2番・村松を右飛に抑え無失点に凌いだ。

山﨑は2イニング目のマウンドにも上がりこの回も無死一、二塁とピンチを迎えるも粘りの投球で本塁を踏ませず。終盤に入り7回裏は4番手・坂本が2三振を奪う好投を披露し繋いだ。

8回表、中日の3番手・藤嶋健人(26)に対し無死走者無しから2番・桑原がストレートを捉えレフトスタンドへ。ソロ本塁打が飛び出し3点目を加えた。

その裏は坂本が2イニング目を投げ抜くと9回裏は5番手・佐々木千隼(30)が登板も2死一、二塁から代打・川越誠司(31)にライトへの適時打を放たれ1点を返された。なおも走者を背負う展開も最後は盗塁を試みた一塁走者の尾田剛樹(24)をアウトにし試合終了。DeNAは中日との3連戦初戦に勝利し、連敗を2でストップさせた。

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