高校野球の第74回県秋季大会(主催・県高校野球連盟、共催・沖縄タイムス社、琉球放送)第12日は5日、コザしんきんスタジアムで準決勝が行われた。第2試合は沖縄尚学が3―1で宮古を下して3年連続18度目の決勝進出を決め、九州大会の切符をつかんだ。

 沖尚は一回、1死二、三塁から宜野座恵夢の左犠飛で三走・眞喜志拓斗が生還して先制。二回には2死一、三塁から宮城泰成が中前打、新垣瑞稀が右前打と連続タイムリーを放って2点を追加した。先発の1年生エース左腕、末吉良丞は13奪三振、3安打1失点で完投した。

 7回途中に雨で1時間以上、試合が中断した。再開後、宮古は8回1死一塁から下地大輝の適時三塁打で1点を返したが、後続を断たれた。

 沖尚と第1試合で勝ったエナジックは、来春の選抜大会の選考が懸かる秋季九州大会(10月26日~11月1日、大分県)に出場する。

 

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