■プロ野球 中日 4-3 DeNA(5日・バンテリンドーム)

DeNAは中日にサヨナラ負けを喫した。試合は3ー3の同点で迎えた9回裏、5番手・上茶谷大河(28)が登板も2死二、三塁から3番・福永裕基(28)に適時内野安打を放たれ試合が決まった。

残り2試合としたDeNAは前日の試合で勝利し連敗を2でストップ。この試合は先発・松本隆之介(22)が4年目でプロ初登板に上がった。ファームでは19試合に登板し3勝1敗、防御率3.02をマークしている。

打線は1回、中日の先発・小笠原慎之介(26)に対し先頭の梶原昂希(25)が左二塁打で出塁。すると続く2番・牧秀悟(26)にレフトへの適時打が飛び出し先制点を挙げた。3番・佐野恵太(29)は左飛に倒れるも4番・オースティン(33)が首位打者に躍り出るセンターへのヒットを放ちチャンスを広げた。オースティンの代走に林琢真(24)が送られ1死一、二塁とするも後続が倒れ追加点を奪うことはできず。

その裏、松本隆の立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)に四球を与えると2番・ブライト健太(25)に中安打を放たれて、無死一、三塁に。走者を背負いピンチとなると迎えた3番・福永にレフトへの適時打を浴びすぐさま同点に追いつかれた。

1-1の同点で直後の2回表、1死走者無しから8番・森敬斗(22)が中安打を放ち出塁。その後盗塁を決め2死二塁とすると1番・梶原が左安打を放ち繋ぐと走者一、三塁から2番・牧が2打席連続となるレフトへの適時打を放ち勝ち越しに成功した。

3回表には5番・松尾汐恩(20)が四球を選び2死二塁と得点圏に走者を置くと7番・知野直人(25)のセンターへの適時二塁打が飛び出し3点目を奪った。

2点リードで中盤に入り4回裏、この回先頭の5番・細川成也(26)に中二塁打、6番・村松開人(23)に四球を許すなど1死二、三塁のピンチを招くと8番・田中幹也(23)にセンターへの適時打を放たれ1点差に詰め寄られた。

松本隆は5回79球を投げ抜き6安打4奪三振2失点でマウンドを降り、6回から2番手・坂本裕哉(27)が登板。しかし先頭の5番・細川成也(26)にレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打を放たれ再び試合は振り出しに。

終盤に入り7回裏、3番手・堀岡隼人(26)が登板も2死走者無しから2番・ブライト、3番・福永にレフトへの連打を浴び2死二、三塁に。しかし一打勝ち越しのピンチも4番・石川昂弥(23)を中飛に打ち取り得点を許さなかった。

8回表、中日の7番手・清水達也(24)に対し8番・森が左二塁打を放ち出塁。1番・梶原、途中出場の2番・神里和毅(30)が四球を選び2死満塁の好機を作った。迎えた4番・林はフルカウントまで粘るも二ゴロに打ち取られ無得点に倒れた。

その裏は4番手・伊勢大夢(26)が登板し三者凡退に抑えた。9回表、中日の8番手・マルティネス(27)に対し先頭の代打・柴田竜拓(30)が中安打を放ち出塁。6番・蝦名達夫(27)が送りバントを決めると7番・知野は四球を選択し1死一、二塁に。8番・森敬は空振り三振に。2死を奪われるも途中出場の9番・伊藤光(35)は四球を選び満塁に。しかし1番・梶原は空振り三振に倒れこの回も無得点となった。

9回裏、5番手・上茶谷がマウンドに上がるも先頭の8番・田中に中二塁打を放たれ出塁を許した。その後2死二、三塁とピンチを迎えると3番・福永に適時打を放たれショートへの適時内野安打を放たれサヨナラ負けとなった。DeNAは中日との3連戦を1勝1敗とし明日の最終戦を迎える。

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