地区シリーズは、先に3勝したチームがリーグ優勝決定シリーズに進み、アメリカンリーグでは、ともに地区優勝したヤンキースとガーディアンズが、それぞれ登場しました。

このうちヤンキースは、本拠地のニューヨークでワイルドカードシリーズを勝ち上がったロイヤルズと対戦し、4対5と1点を追う6回、4番・ウェルズ選手のタイムリーで同点に追いつきました。

その後、7回に2アウト二塁から9番・バデューゴ選手のタイムリーで1点を勝ち越し、ヤンキースが6対5で、ロイヤルズに競り勝って初戦を制しました。

レギュラーシーズンで両リーグ最多のホームラン58本を打ったジャッジ選手は、三振3つで4打数ノーヒットでした。

もう1試合は、ガーディアンズが、本拠地のクリーブランドでワイルドカードシリーズを勝ち上がったタイガースと対戦しました。

ガーディアンズは1回、4番・ネイラー選手のタイムリーヒットなどで2点を先制し、さらに5番のトーマス選手がスリーランホームランを打って、一挙5点を奪いました。

今シーズン12勝を挙げた先発のバイビー投手は、5回途中までに三振6つを奪うなど、タイガース打線をヒット4本、無失点に抑え、あとを任された4人の投手もヒットを1本も許さない完璧な投手リレーをみせました。

ガーディアンズは、7対0でタイガースに完封勝ちし、地区シリーズの初戦を制しました。

タイガースの前田投手は、ワイルドカードシリーズに続き、地区シリーズでも26人の出場選手には登録されませんでした。

アメリカンリーグの地区シリーズは、6日には試合がなく、7日に第2戦が行われます。

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