楽天は9日夜、仙台市で西武と対戦し、延長の末2対2で引き分けてシーズンの最終戦を終えました。

今江監督は試合後のセレモニーで「皆さんの期待に応えられず本当に申し訳ありませんでした」と反省のことばを話しました。

その上で「若手は、経験を積んで成長している。中堅、ベテランは献身的にプレーをした。秋からしっかり見つめ直して厳しい練習をしていきたい」と、手応えを込めながらあいさつしました。

一方、今江監督の去就について取材に応じた森井誠之球団社長は「これまで言ってたように、しっかり振り返ってから動く。しっかりと出来上がった状態で皆さんにお伝えしたい」と話して、来シーズンも今江監督にチームの指揮を任せるかどうか明言を避けました。

今江監督は、12球団最年少の監督として就任し、バントなどを多用して着実にランナーを進める戦術で、交流戦ではチームを球団創設20年目で初の優勝に導きました。

プロ6年目の小郷裕哉選手を全試合で先発起用したほか、先発として伸び悩んでいた藤平尚真投手を中継ぎで起用するなどして飛躍を後押ししましたが、終盤の連敗が響いて、4位でシーズンを終え、3年ぶりのクライマックスシリーズ進出を逃しました。

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