JRAによりますと、藤田騎手は2023年4月ごろまで、レース開催中の調整ルーム居室内にスマートフォンを持ち込み複数回にわたって、通信したということです。

JRAでは、調整ルームなどでは外部との接触を避けることを目的にレース開催中などに騎手がスマートフォンの通信機能を利用することが禁止されていて、JRAは藤田騎手を10日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止処分としました。

27歳の藤田騎手は2016年にJRAで16年ぶりに誕生した女性騎手で、2019年には日本人の女性騎手で初めてJRAの重賞を勝利するなど通算166勝をあげています。

JRAでは、10月7日にもいずれも20代の永野猛蔵騎手と小林勝太騎手が調整ルームでスマートフォンを使用したとして騎乗停止処分を受けているほか、2023年5月には女性騎手5人を含む若手騎手6人が30日間の騎乗停止処分を受けるなど、若手騎手の間でスマートフォンの不適切な使用が相次いでいます。

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