小菊監督は大学卒業後、1998年にセレッソのアルバイトのコーチとしてクラブに入りました。

その後、スカウトとしても活動し、元日本代表のミッドフィルダー、香川真司選手を中学生時代に見いだして徐々に認められ、2021年のシーズン途中に監督に就任しました。

就任後は成績が低迷していたクラブを立て直して、Jリーグカップでは2021年と22年の2年連続で準優勝し、リーグ戦でも2022年のシーズンに5位に押し上げました。

今シーズンは、クラブ創設30年の節目の年でリーグ優勝を目標に掲げる中、5試合を残して7位にとどまり、優勝の可能性がなくなっていました。

関係者によりますと、小菊監督は今シーズンかぎりで退任し、27年間所属したクラブを離れることが決まったということです。

小菊監督は10日の練習後に取材に応じ「ことしは集大成という強い気持ちで覚悟をもってスタートした。私自身もクラブも次の局面に入るには、この1年がタイミングだと思っていた」などと話しました。

クラブは11日にも正式に発表する予定です。

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