■プロ野球 阪神 2-8 ヤクルト(26日・甲子園)
ヤクルトは阪神に12安打8得点と6点のリードを奪い勝利。試合は序盤の2回、1死一、二塁から7番・中村悠平(33)が適時二塁打を放つなど2点を挙げ4回には押し出し四球や2番・丸山和郁(24)の適時打などで3点を奪うとリードを広げた。後半の6回にも西川遥輝(32)の適時打などで得点を重ね、終わってみれば8得点を挙げた。先発の小川泰弘(33)は今季初登板ながら7回5安打2失点と試合を作った。
前日の試合では9回裏にサンタナ(31)が右本塁打を放ち、今季初のサヨナラ勝ちを飾ると連敗をストップ。この試合も勝利し2連勝。阪神とのカード1戦目は好発進となった。
1回、阪神の先発・青柳晃洋(30)に対し、先頭の西川は一ゴロ、2番・丸山は遊ゴロに。3番・オスナ(31)は三ゴロに倒れ三者凡退で初回を終えた。
その裏、小川の立ち上がりは阪神の先頭・近本光司(29)を二ゴロ、2番・中野拓夢(27)を三ゴロ、3番・森下翔太(23)を中飛に打ち取り出塁を許さず。
続く2回表、1死から5番・サンタナが左安打、6番・長岡秀樹(22)が左安打を放ち、先制のチャンスを迎えると、7番・中村にライトへの適時二塁打が飛び出し、先制点を挙げた。さらに、8番・武岡龍世(22)の左犠飛で1点を加え、2点のリードを奪った。
中盤4回には6番・長岡に左安打、7番・中村に右安打と連打が飛び出すと、8番・武岡の打球は遊撃を守る木浪がファンブル。無死満塁と追加点のチャンスを迎えた。9番・小川は四球を選び、押し出しで1点を加えた。続く1番・西川は中犠飛を放ち、4-0。木浪の悪送球により二、三塁とチャンスは続いた。2番・丸山は左適時打を放ち、5点目を挙げるとリードを大きく広げた。
しかし直後の4回、2死走者無しから3番・森下に右中間への第5号本塁打を浴び、1点を返された。5回には先頭のノイジー(29)、6番・佐藤輝明(25)に連打を浴びると、2死から代打・糸原健斗(31)にセンターへの適時打を放たれ、5ー2と3点差に詰め寄られる。
6回、阪神の3番手・島本浩也(31)に対し、8番・武岡が二塁への内野安打で出塁すると1死二塁から1番・西川がセンターへの適時打を放ち、6点目。2番・丸山もライトのポテンヒットで繋ぐと、2死一、二塁から4番・村上宗隆(24)の打球を一塁を守る大山が後逸。7ー2と点差を広げた。続く7回にも1死一、三塁から9番・小川がセーフティスクイズを決め6点のリード。
8回は小川に代わって2番手・大西広樹(26)、9回は3番手・木澤尚文(26)が阪神打線を無失点に抑えて勝利を飾った。
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