アルディージャは、先月、サッカー女子のプロリーグ、WEリーグの大宮アルディージャVENTUSとともに、運営会社がオーストリアの大手飲料メーカー、レッドブルに株式を譲渡し、Jリーグのクラブで初めて外資系企業が単独でオーナーとなりました。

12日は現役時代にドイツ代表のストライカーとして活躍し、レッドブルのグループでサッカー部門の責任者を務めるゴメス氏などが、さいたま市で記者会見しました。

この中で、ゴメス氏は「アルディージャにポテンシャルと将来性を感じ、大きな可能性を示すことができると考えた。若い選手を発掘して、一緒に目標を達成したい」と買収のねらいについて、説明しました。

レッドブルは、オーストリアやドイツなど世界各国のサッカーリーグでクラブを買収し、強豪に育て上げるビジネスモデルを展開しています。

ゴメス氏は、アルディージャでもクラブの育成部門の強化や、グループのネットワークを生かした選手や指導者などの交流を進める考えを示し「クラブがこれまでに築き上げたことを尊重しながら多角的に分析して、発展のために必要なことを考えたい」と決意を話しました。

チーム名については、現在の名前を尊重したうえで変更する意向を示し、正式に決まり次第、発表するとしています。

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