カヌースラロームのNHK杯は2021年の東京オリンピックの会場だった江戸川区の「カヌー・スラロームセンター」で20日、決勝のレースが行われました。

男子カナディアンシングルには、オリンピック5大会連続出場でリオデジャネイロ大会の銅メダリスト、37歳の羽根田選手が出場しました。

ことしのパリ大会では決勝進出を逃した羽根田選手はこの大会が今シーズン最後のレースで、持ち味の巧みなパドルさばきでゲートぎりぎりを攻めましたが、一度もペナルティーを受けずに最後までこぎきり、102.44ポイントで15回目の優勝を果たしました。

羽根田選手は「パリオリンピックではたくさんの方に応援してもらったので、その方々に国内でしっかりと姿を見せるという思いで臨んだ。フィジカル面で不安はあったが、勝ちきることができてよかった」とレースを振り返りました。

そして、今後に向けては「今大会を終えて今シーズンが一区切りしたので、自分と向き合う時間を作っていろんな方々と話をして決めていきたい」と話していました。

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