2024年10月24日(木)に開催される「プロ野球ドラフト会議」。CBCテレビが注目する地元選手を紹介する。

野球エリートではなかった苦労人

小学1年生から野球を始めた笠井投手。守備位置はセカンドだった。中学校ではボーイズリーグのチームに所属、試合に出たとしても「9番・ショート」だった。

高校時代は主にショートを守っていた笠井投手

「強豪校に進学してもたぶん試合には出られない」

そう思った笠井投手は、名古屋の進学校・明和高校へ進むことを決意。しかし高校3年間は勉強についていけず、野球も「中途半端だった」と振り返る。

“仮面浪人”して 難関入試を乗り超えてもなお…

後悔が残った高校生活。勉強も野球もチャレンジしてみようと、慶應大学への進学を決意。しかし現役での合格は叶わず県内の大学へ一度は進学する。“仮面浪人”をしてチャレンジした試験で無事、慶應大学に合格する。

しかし、ここでもまた試練が。慶應大学野球の入部テストに落ちたのだ。さらに右ひじに違和感を覚え、入部テスト後に病院へ行くとじん帯が断裂していることが判明。トミー・ジョン手術を受けることになった。

【笠井建吾(かさい けんご)】
・185センチ 87キロ
・右投げ 左打ち/投手
・1998年8月15日生まれ
・金融に興味あり、新NISAを始める

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