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 パリオリンピックで銅メダルを獲得した松山英樹選手(32)。当時はすぐに次の試合に移動するために、公式インタビュー以外では話がありませんでしたが、今回、ZOZOチャンピオンシップに出場するため凱旋。そんな松山選手がカメラの前で、オリンピック後初めて思いを話してくれました。

■銅メダルの反響に「五輪は全然違う世界」

 日本で開催される唯一のアメリカ男子ツアー。24日開幕の「ZOZOチャンピオンシップ」。

 練習日の22日、松山英樹選手の姿がありました。

 松山選手といえば、今年8月、パリオリンピックで悲願のメダル獲得。日本男子初の快挙でした。 安藤萌々アナウンサー
「パリ五輪では銅メダル獲得おめでとうございます」 松山選手
「ありがとうございます」 安藤アナ
「松山選手にとってメダルはどんなものになりました?」 松山選手
「思ったより反響が大きくて、金メダルだったら影響があるのは分かるけど、銅メダルでここまで反響があるんだなっていうのは後々すごい感じた」 安藤アナ
「ゴルフ界からの反響ですか?」 松山選手
「ゴルフ界の中でもありますけど、SNSで全然ゴルフをしてないだろうなという人からもメッセージをもらって。五輪って全然違う世界なんだというのは改めて思いましたし、次の五輪に向けても頑張りたいなと思いました」

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■パリ五輪最終日での“お気に入りの1打”

■パリ五輪最終日での“お気に入りの1打”

 22日の練習ラウンドに駆け付けたのは、パリオリンピックで代表監督を務めた丸山茂樹さん(55)。松山選手の快挙に涙を見せたシーンは印象的でした。 松山選手
「丸山さんがいることによって自分自身にプレッシャーをかけるところを和らげてもらったので、そこは全然違いましたね。終わった後、質問にすべて答えてもらった。頼れる先輩って感じですよね。頼れる人がいるのはすごく大きいですし、迷いも消せる」 安藤アナ
「きょうも、とっても雰囲気が和やかでした」 松山選手
「和やかでよかったのかなって思うくらい状態は良くないですけど(笑)」 安藤アナ
「パリ五輪最終日のプレーの話に戻りたいんですけど。一番お気に入りの1打を選ぶとしたらどれになりますか?」 松山選手
「お気に入りは18番のティーショットです」

 パリオリンピック最終日3位タイで迎えた18番。ミスをすれば一気にメダル圏内から落ちてしまうプレッシャーのかかる場面で、見事、フェアウェイを捉えました。

松山選手
「池のプレッシャーと右に曲げちゃいけない難しいティーショットだった。ここでティーショットを曲げるとメダルに届かなくなるという1打だったので、しっかりフェアウェイを捉えることができたので印象に残ってます」 安藤アナ
「以前も一番最後の18ホール目を大事にしていると話していた。そこも考えると、あそこがベストショット?」 松山選手
「そうですね。ベストショットですね」 安藤アナ
「18番でいうと2021年の習志野カントリーでの18番も思い出してしまう」 松山選手
「あの5番ウッドの第2打は、パリ五輪の18番と同じくらい自分の中の思い出」  2021年のZOZOチャンピオンシップ。最終日の18番、パ−5の第2打で、なんと2オンに成功!これを沈め、イーグルフィニッシュ。ファンを沸かせたスーパーショットで、この大会初優勝を手繰り寄せました。

 今年はオリンピックメダリストとして臨む松山選手。思い出の地で2度目の優勝を目指します。

松山選手
「ジュニアの子たちも来てくれると思うので、何か1つでも学べるものがあればいいなと思って。成績も大事ですけど思い出に残るような1打を打っていけるように頑張りたいなと思います」

ZOZOチャンピオンシップ2024
10月26日(土)午後1時30分
10月27日(日)午前10時/午後1時55分

(「報道ステーション」2024年10月22日放送分より)

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