24日から始まったZOZOチャンピオンシップ。今、注目を集めているのが、ザンダー・シャウフェレ選手(31)です。今年四大メジャー大会のうち、全米プロと全英オープンの2つで勝ちました。世界ランキング2位まで駆け上がった背景には“ある言葉”がありました。
■ゴルフ人生を支え続けた“言葉”とは
ザンダー・シャウフェレ選手にとって、メジャー大会での勝利は悲願そのものでした。プロデビューを果たしたのは2015年。最大の武器が、正確なショットです。メジャーでも安定した成績を誇ってきました。しかし、メジャーでの優勝経験はなし。
ザンダー選手「ずっとあと一歩だったからタイトルが欲しかった。辛抱が求められた」
そんな歯がゆい日々の中で支えになっていた言葉があるといいます。
それが「雨垂れ石を穿つ」。雨垂れが長い年月をかけて石に穴をあけるように、小さな努力を続ければ必ず成功するという中国発祥のことわざです。
ヒロドキャスター「その言葉はゴルフをする際にどのように役立ちますか?」 ザンダー選手
「考え方をシンプルにしてくれて、感情を抑えてくれるんだ」 ヒロドキャスター
「気持ちが落ち着きますか?」 ザンダー選手
「常に落ち着けるし、何が起こっても、いつも冷静でいられるんだ」
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■努力と冷静さで導いた初優勝■努力と冷静さで導いた初優勝
うまくいかない時も落ち着きを失わず冷静に。この姿勢が花開いたのが、5月の全米プロ選手権でした。
トップタイで迎えた、最終18番ホール。決めれば優勝、決めなければプレーオフ。大勢のギャラリーが見守る中…。 ザンダー選手「何千人、何万人の人が、そこにいたのかは分からない」 ヒロドキャスター
「それはプレッシャーになりました?」 ザンダー選手
「もちろん緊張感と興奮は増したよ。でもストレスがかかる中で、すごく楽しんでいたんだ」 「雨垂れ石を穿つ」。積み上げてきた努力と冷静さこそが初優勝を導きました。 ザンダー選手
「正しいことをすれば、自分の望むところにたどり着けるんだ」
初日は出遅れましたが、31歳の誕生日を迎えた「ZOZOチャンピオンシップ202」2日目の25日は、次々とバーディーパットを沈めノーボギー、5バーディー。メジャーチャンピオンの意地を見せました。
ZOZOチャンピオンシップ20243日目 10月26日(土)午後1時30分
最終日 10月27日(日)午前10時/午後1時55分
テレビ朝日系列地上波にて放送
(「報道ステーション」2024年10月24日放送分より)
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