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Q.ことしいろいろな過程があったと思うが振り返って?

「シーズンはシーズンで苦しい中でも首位で勝ち抜いてチームの強さだったと思うし、ポストシーズンもすばらしいチームを相手にしながら自分たちの野球ができたことを誇りに思っていますし、きょうこういうふうに最後まで勝ち切れたことをこのチームを誇りに思っています」

Q.ムーキー・ベッツ選手とフレディ・フリーマン選手という偉大なるバッターとプレーして先頭バッターに立ったが、振り返って2人の存在はどう思うか?

「今までもすばらしい選手の皆さんと野球をやらせてもらって本当に野球観というか、自分の野球の技術も上げてくれるようなすばらしい選手たちと野球をやらせてもらって、フレディとムーキーはもちろんそうですけど、1番から9番までオフェンス面で言えば自分の仕事をプロフェッショナルにこなしていく、そういう選手たちが集まっていたと今考えてもそう思います」

Q.NPBで優勝した時とお祝いのスタイルが違うと思うが、どちらも味わってみてどうか?

「WBCの時もやりましたけど、日本のほうがもうちょっと控えめな感じがあるのでこっちのほうが豪快にというか、楽しみ方は人それぞれですけど、最後、こういう形でシーズンを終えられたということが本当にうれしく思います」

Q.0対5で負けていたなか、逆転してこういうところに立つというのはチームの雰囲気はどんな感じだったか?

「5点取った回がすごく大きかったし、結果的に相手のエラーもあったと思うんですけど全員がボールに対して必死に食らいついた結果がああいうふうにチャンスをものにできたんじゃないかなと思うので、本当にすばらしいオフェンスのつなぎ方だったなと思います」

《日本メディア》
Q.去年迷って移籍したと思うがよかったか?

「結果的に一番長いシーズンを過ごすことができて光栄に思うし、本当に自分自身の決断というよりもこのチームで1年間できたことに感謝をしたいですし、チームメートやスタッフの皆さんを誇りに思っています」

Q.シーズンを振り返って苦しかった時期とどこを乗り越えたという感覚があるか?

「ここというのはないと思いますけど、全体的にけが人が出たシーズンだったと思うし、入ってきた選手や代わりに出た選手がそれをカバーする試合が多かったと思うので、もちろん逆転が多いスタイルというか、みんなどれだけ取られても諦めずにブルペンもつないでいく。そういう気持ちがこういう勝ちにつながっているんじゃないかと思います」

妻・真美子さんと愛犬「デコピン」(2024年10月20日)

Q.この1年、家族というのは大谷選手にとって新しいことだったと思うが真美子さんやデコピンに思うことは?

「感謝しかないです。1年間長いシーズンですし、僕は慣れていますけど彼女はそうではないので、これだけ長くシーズンを支えてもらって感謝していますし、来年以降も頑張っていきたいなと思っています」

Q.シーズンは長かった?

「長かったですね」

Q.個人としてはグラウンド外でのことや今は左肩の負傷があったりとかグラウンドに100%集中するのが難しい時期があったと思うが、その中でもグラウンドに立つ心情は?

「ポストシーズンでけがをしたあとも、もちろん自分自身のなかではプレーする準備をしたいと思っていましたし、何よりも必要だと言ってもらえた。プレーしてほしいと言ってもらえたことが光栄だと思っているので、そこに対して感謝していますし、そういう気持ちが自分のなかで1年間頑張ってこられた要因かなと思っています」

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