■MLB ブルージェイズ 3ー1 ドジャース(日本時間29日 カナダ・トロント、ロジャース・センター)

ドジャース・大谷翔平(29)が29日(日本時間)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4打数無安打で打率は.336。3試合ぶりのノーヒットに終わった。

前日28日(同)、大谷の放った自己最速191.8キロのライト前ヒットにD.ロバーツ監督(51)は「信じられないくらい素晴らしいよ。ボールが熱くなっているようだ」と絶賛。さらに「彼のストライクゾーンのコントロールに本当に感心しているんだ。ストライクゾーンの球を確実に打っている」と好調の要因を話した。

その大谷は1回の第1打席、ブルージェイズ先発K.ゴーズマン(33)と対戦。1球目から外角のボールをしっかり見極め、カウント2-1にすると4球目、内角高めのボール球に珍しくハーフスイングで空振り。そして6球目、低めのスプリットを呼び込んでからすくい上げてセンターへ。打球速度171.5キロ、飛距離122.5m、打球角度22度。球場の一番深いところに飛んでしまい、センターのD.バーショ(27)がフェンスにぶつかりながらキャッチ。打球速度、飛距離は十分だったが角度が足らなかった。

4回、先頭で迎えた第2打席、1球目を強振したが内角高め91マイル(147キロ)のストレートに詰まらされセカンドライナーに倒れた。6回の第3打席、カウント2-2に追い込まれると、4球目、内角低め96マイル(154キロ)のストレートに見逃し三振。抜群のコースに大谷も首を振りながらベンチに戻っていった。

1対3と2点を追う8回、無死二、三塁のチャンスで迎えた第4打席、ブルージェイズ2人目のY.ガルシア(33)と対戦。1球目、内角高め98マイル(157キロ)のストレートをファール。そして2球目も内角高め97マイル(156キロ)のストレートをフルスイングしたが完全に力負けしてセカンドフライ。チャンスで一本が出なかった。その後、3番・F.フリーマン(34)は申告敬遠で1死満塁としたが、5番・T.ヘルナンデス(31)が空振り三振、6番・M.マンシー(33)がセンターフライに打ち取られ、無得点に終わった。

大谷は4打数無安打で打率は.336。3試合ぶりのノーヒットとなった。チームも敗れ、連勝は6でストップした。

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