大会まで1か月を切ったNAHAマラソン。本番に向けて練習に励むジョガーの姿もよく見かけますよね。
今大会、42.195キロを走りながらリポートする「ジョガーリポーター」として参加する與那嶺啓キャスターも、かなりの練習を積んで、目覚ましい成長を遂げています。
「よーい、GO! 」
NAHAマラソンまで1か月を切り、奥武山公園には與那嶺キャスターの姿が。ブレイクスルーランニングクラブの倉岡弁慶さんの指導の元、練習を重ねています。
前回のロケでは13キロ地点あたりまで実際のコースを走った際に、フォームや走力について指摘された與那嶺キャスター。
▽RBC NEWS Link 與那嶺啓キャスター
「8月ごろは3キロでベトベト…バテバテだった。それを考えると、1キロ6分を切って走れるなんて想像していなかったので嬉しいですね」
この日は初めて中級者ジョガーの練習に混ざり5キロ走に挑戦。1キロ5分台と、これまでより速く、負荷の大きな練習にもついていけるようになりました。
▽指導する倉岡弁慶さん(BTRC 代表)
「現状、マラソンは完走できるんじゃないか、というところまできていると思います。ベースは少しずつできてきた。今日はスピードをあげて伸びしろを作っていこうかなと」
前回は、コース前半の上り坂に苦しんだ與那嶺キャスター。NAHAマラソン走破に、上り坂の克服は欠かすことはできません。
走力のアップ、運動効率のいいフォームなど、細かな指導も受けながらトレーニングに励んでいきます。
▽指導者・倉岡弁慶さん(BTRC 代表)
「膝が若干曲がるのはいいんですが、曲がってから更に沈み込みが起きないように、その角度のまま次にいけるように意識して、膝をロックするイメージですね」
「今のところ(上りは)気になっていないですね。これくらいの感じを覚えておいて、中間制限地点を通過すると長い下りもあるから、坂が緩やかだからといって無理をせず、ペースを維持して走りたい」
一方で具志頭交差点のエイドステーションを通過すると、沿道の応援や私設エイドもかなり減り、水分補給が1つの課題に。
第1制限時間の12時15分への焦りなど、初心者ランナーはメンタルが削られるスポットと言えます。
焦りは禁物、でも時間を意識しないと…。ではどのように走ればいいかというとー
▽指導者・倉岡弁慶さん
「練習のときから自分で、スマホや時計で1キロどのくらい、とペースを読み上げてくれたり記録してくれる。どれくらいで走れるか、そのペースで走るとどういう感覚なのか、楽なのかきついのかを把握して、練習のときから体感的に覚えてほしい」
レース本番では、気持ちの高ぶりや、集団で走る点など練習とは環境が異なり、ペースが乱れる可能性もあるため、日ごろから自身のペースを把握しておくことが大切だといいます。
ー地力がついてきた?
▽與那嶺啓キャスター
「そうであってほしい(笑)。実際にこれだけ笑顔で走れたのは練習の成果の1つかなと思うので、更にこれを維持しながら頑張ります!」
暑さ、コースのアップダウンにも対応してきた與那嶺キャスター。次回は下りが続く後半のコースに挑みます。このまま成長すれば、5時間台での完走も夢じゃない!倉岡さんも太鼓判を押しています。
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