高校サッカーの第103回全国選手権への出場を懸けた沖縄県大会決勝が9日、タピック県総ひやごんスタジアムであり、攻守に力を見せた那覇西が宜野湾を4―1で下して4年ぶり18度目の栄冠を手にした。
那覇西は前半10分、FW玉寄一星がGKを交わしてゴールに流し込み先制。16分も玉寄がDF裏へのスルーパスで抜け出すと2点目を挙げた。追加タイムにはコーナーキックのこぼれ球をMFチメズ・ビクター・チュクンマが冷静に決めて3―0で折り返した。
那覇西は後半も攻撃の手を緩めずMF屋比久愛都が得点。守備ではボール保持者への寄せが速く宜野湾に自由にボールを展開させず、1対1でも強さを見せた。宜野湾はゴール前で何度も決定機があったが、後半の追加タイムのFW比嘉憲聖の得点のみで終わった。
全国選手権の組み合わせ抽選会は18日にあり、大会は12月28日~来年1月13日に東京などで行われる。
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