2023年3月、WBC1次リーグのチェコ戦に先発した佐々木朗希=東京ドーム

 【ロサンゼルス共同】プロ野球ロッテの佐々木朗希がポスティングシステムによる米大リーグ挑戦を容認されたことを受け、米国では移籍先を予想する報道が相次いでいる。大谷翔平と山本由伸が所属し、ワールドシリーズを制したドジャースが最有力候補とされ、ダルビッシュ有と松井裕樹が在籍するパドレス、千賀滉大がプレーするメッツも名前が挙がる。

 大リーグの規定で25歳未満のドラフト対象外の外国人選手はマイナー契約しか結べず、契約金が制限され年俸も低く抑えられる。佐々木は23歳のため、資金力が限られた球団にも獲得のチャンスがあり、大争奪戦は必至。メジャー公式サイトは10日付の記事で「お金は最優先事項にはならない」とのア・リーグ幹部の声を伝えた。

 同サイトは日本選手の在籍経験がある西海岸の球団が有利とし「一騎打ちとは言わないが、論理的にはドジャースとパドレスが2強で有力」「東海岸ではメッツに一番チャンスがある」との見方を紹介。スポーツ専門局ESPNもドジャースを本命に挙げた。(共同通信)

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