あさって13日(水)、世界野球プレミア12の本戦の開幕を迎える侍ジャパン。この土日はチェコとの強化試合を行い、広島カープから代表に選ばれた 坂倉将吾・小園海斗 がともに活躍を見せました。
9日(土)強化試合 日本 vs. チェコ(バンテリン)
2日間にわたって行われた侍ジャパンシリーズ。土曜日の初戦、1点を先制されて迎えた3回、8番・キャッチャーでスタメンの坂倉が、フルカウントからフォアボールを選び、出塁します。さらに相手バッテリーのすきを突き、盗塁に成功。
その後、坂倉は三塁まで進み、ここで打席には第1打席でもヒットを放った2番・スタメンの小園。俊足を活かしてタイムリー内野安打。
坂倉・小園コンビのカープらしい「足を活かした攻撃」で同点に追いつきます。
続く5回、坂倉の第2打席。甘く入った変化球をとらえ、ツーベースヒットを放ちます。坂倉はこの日、3打数1安打、2つの出塁と代表でもしっかり存在感を発揮しました。
坂倉将吾 3打数 1安打 1得点 1盗塁
坂倉に負けじと大当たりを見せたのは、小園。第3打席には、ファーストへの内野安打。そして第4打席、これで4打数4安打。
小園海斗 4打数 4安打 1打点
小園の大活躍もあり、侍ジャパンは7対1で勝利。10日(日)のゲームも9対0で快勝し、プレミア12本番に向けて勢いを付けました。
◇ ◇ ◇
石田充 アナウンサー
小園選手は去年秋のアジアのチャンピオンシップでの日本代表のゲームでも4割以上の打率を残しました。今シーズンは全試合、スタメンで出て、11月に真剣勝負をしなくてはならない。体的にはたいへんだと思うんですけど、小園選手と坂倉選手、あさって13日(水)から本戦(日本 vs. オーストラリア)が開幕ということですから、ぜひ暴れてほしいと思います。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。