九州場所は、注目の新大関 大の里が初日は攻め込まれる相撲でしたが、2日目は持ち味の前に出る攻めを見せて連勝スタートを切りました。

3日目の12日は、9場所ぶりに小結に復帰した熊本県出身で大関経験者の正代と対戦します。

馬力に勝る大の里が終始前に出て攻めることができれば優位です。

一方の正代も相手に圧力をかけてもろ差しとなれば勝機があります。

また、2場所連続で初日から連勝スタートを切った大関 琴櫻は、前頭筆頭の王鵬との一番です。

琴櫻は過去4勝1敗と勝ち越していますが、先場所は先手を取りながらも巻き替えようとしたところを攻められて「寄り切り」で敗れています。

琴櫻としては相手を正面に置いて得意の右四つに組み止めて十分な形を作りたいところです。

一方、連敗スタートの王鵬は持ち味の突き押しで相手を突き放せるかがポイントとなりそうです。

もう1人の大関 豊昇龍は、過去5回の対戦で敗れたことがない前頭筆頭の平戸海と対戦します。

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