九里投手は鳥取県出身の33歳。

多彩な変化球が持ち味の右ピッチャーで、今シーズンまで8年連続で100イニング以上に登板してきた体の頑丈さも特徴です。

2021年に13勝を挙げてセ・リーグの最多勝に輝き、去年7月に海外も含めたFAの権利を取得していて、3年契約の最終年だった今シーズンはプロ11年目で初の開幕投手を務めて7勝10敗、防御率3.21の成績でした。

九里投手は「いろいろと考え、家族とも話し合ったうえで決断した。球団からはどんな決断をするにしても背中を押してくれるというようなことばをもらったので、それが決め手となった」と話しました。

そのうえで広島での11年間について「本当にいろいろな人に支えてもらってここまでやってきたので感謝の気持ちがいちばん大きい」と話しました。

九里投手は、今月15日からプロ野球や大リーグの各球団と移籍に向けた交渉ができます。

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