トム・ホーバスヘッドコーチが、続投することになったバスケットボール男子の日本代表は、今月パリオリンピックのあと初めての公式戦となるアジアカップ予選に臨みます。

13日は東京 北区のナショナルトレーニングセンターで強化合宿が公開され、チーム最年長の34歳で新たにキャプテンに任命された比江島選手や富樫選手などパリオリンピックに出場した選手などがシュート練習を行いました。

また、最年少の18歳で高校3年生の渡邉伶音選手は身長2メートル4センチ、足のサイズは36センチという期待の新戦力で、先輩たちと一緒にスリーポイントシュートなどを繰り返して調整していました。

練習のあと、ホーバスヘッドコーチは「Bリーグの期間中で選手が疲れていたり、小さなけがもあったりして、練習は11人になった。新しい若い選手も多いがみんな頑張っているので、日本代表のシステムに適応できれば、貴重な戦力になる」と話していました。

また、渡邉選手は「まだ始まったばかりで緊張感も抜けていないが、子どものころから見てきた選手たちと一緒にプレーできているので刺激をもらっている。スリーポイントシュートをどんどん打つことを求められていると思うので、思い切ってシュートを打っていきたい」と話していました。

アジアとオセアニアの国と地域が参加するアジアカップの予選で、世界ランキング21位の日本は今月21日に世界108位のモンゴルと、24日には世界80位のグアムとそれぞれ対戦します。

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