侍ジャパン開幕戦 井上温大投手の好投で白星発進！ 世界野球プレミア12

第3回世界野球「プレミア12」オープニングラウンド グループB
侍ジャパン 9対3 オーストラリア　バンテリンドーム

プレミア12の連覇を目指す侍ジャパンは、13日に名古屋でオーストラリアと対戦し、開幕戦の先発を任せられた井上温大投手（巨人）が、6回途中8奪三振2失点の好投を見せ、9対3で勝利した。

■先発・井上温大投手が8奪三振の好投！

先発の井上投手は1回表、今年MLBドラフト全体1位のバザーナ選手にいきなりセンター前に落ちるヒットを許す。
さらに、バザーナ選手に二塁への盗塁を決められるも、後続を見逃し三振、ショートゴロ、空振り三振に打ち取り、無失点に抑える。

対するオーストラリアの先発は、メキシコリーグでプレーするソープ投手。

1回裏、侍ジャパンの先頭打者・桑原将志選手（DeNA）が四球で出塁する。
続く、2番・小園海斗選手（広島）が二遊間を抜くヒットを放ち、ノーアウト1塁3塁のチャンスをつくる。
このチャンスで打席に入った3番・辰己涼介選手（楽天）が、レフトへの犠牲フライを打ち、1点を先制する。

2回裏、先頭打者の7番・清宮幸太郎選手（日本ハム）がライトへのヒットを放ち、1回裏に続いて先頭打者が出塁する。
清宮選手は侍ジャパン公式戦の初打席でヒットを打った。

その後、1アウト満塁の場面で、2番・小園選手の一ゴロの間に3塁ランナーがホームにかえり、1点を追加する。

さらに、侍ジャパンは3回裏に相手投手の暴投と4回裏に遊撃手の悪送球で5対0とリードを広げる。

しかし、オーストラリアが反撃に出る。

6回表、先頭打者の9番・ボヤースキ選手がソロホームランを放ち、1点を返す。
続く、1番・バザーナ選手がヒットで出塁し、先発の井上投手はここでマウンドを降りる。
侍ジャパンは、2番手で登板した横山陸人投手（ロッテ）が、2アウト2塁の場面で4番・ウィングローブ選手にバックスクリーンへ飛び込む2ランホームランを浴びて、5対3とリードを2点に縮められる。

それでも侍ジャパンは、7回裏に6番・牧秀悟選手（DeNA）にこの試合チーム初のタイムリーヒットが生まれ、8回裏には4番・森下翔太のタイムリー2ベースなどで、リードを6点に広げる。

そして、9対3で迎えた9回裏、抑えに清水達也投手（中日）がマウンドにあがる。
清水投手が3人できっちりと抑えて9対3で試合終了。

先発の井上投手は6回途中8奪三振2失点の好投を見せ、
打線も13安打を記録し、侍ジャパンがオーストラリアに快勝した。

一方、敗れたオーストラリアは12人の投手をマウンドに送るも、黒星スタートとなった。

侍ジャパンは、14日に台湾に移動し、15日に宿敵・韓国と対戦する。