プロ野球でFA権を取得した選手が権利を行使できる期間は13日で終わり、権利を行使した9人がNPB=日本野球機構から公示されました。

このうち国内FA権を行使したのが、
▽強肩と的確なリードでチームを支え、2017年からの4年連続日本一や今シーズンのリーグ優勝に守りの要として貢献したソフトバンクの甲斐拓也選手、
▽阪神の4番として昨シーズンの日本一に貢献し、勝負強いバッティングが光る大山悠輔選手、
▽ソフトバンクで最多勝のタイトルを獲得した経験もある石川柊太投手、
▽中日にドラフト1位で入団し、通算278試合に登板した福谷浩司投手、
▽阪神で昨シーズン以降は主に代打の切り札として活躍した原口文仁選手、
▽楽天の9年目の内野手、茂木栄五郎選手、
▽中日の9年目のキャッチャー、木下拓哉選手の7人です。

また、今シーズン15勝をあげて最多勝などのタイトルを獲得し、巨人のリーグ優勝の原動力となった菅野智之投手は、大リーグ移籍を目指し海外を含めたFAの権利を行使しました。

また、2021年に最多勝のタイトルを獲得した広島の九里亜蓮投手も海外FA権を行使しました。

FA権を行使した選手は、15日から現在の所属球団を含めた各球団と交渉することができます。

一方、DeNAの26年ぶりの日本一に貢献し国際大会「プレミア12」の日本代表のメンバーにも選ばれている佐野恵太選手や、巨人の強打のキャッチャー大城卓三選手、中日の高橋周平選手などは権利を行使せず、チームに残留することになりました。

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