パラ競泳の日本代表は、4月、男女合わせて22人の代表内定選手が出そろいました。
選手たちは4月26日から東京 北区のナショナルトレーニングセンターで合宿を始め、30日、報道陣にその様子が公開されました。
はじめに、チームの結束力を高めようと、全員でパラスポーツの球技、ボッチャを試合形式で行い、選手たちは互いに声を掛け合いながら的球に向けてボールを投げ交流を深めていました。
このあと、プールで練習が行われ、東京パラリンピックの男子100メートル平泳ぎ、知的障害のクラスの金メダリストで、この種目の世界記録を持つ山口選手が課題の力みを意識しながら感覚を確かめていました。
そして、チーム対抗のリレーが行われ、東京大会の男子100メートルバタフライ、視覚障害のクラスでワンツーフィニッシュを果たした木村敬一選手と、富田宇宙選手が力強い泳ぎを見せていました。
山口選手は「力みがないようにこの練習で修正してパリパラリンピックでは世界記録を更新して金メダルを獲得したい」と話していました。
合宿は2日まで行われ、選手たちは5月3日に始まるジャパンパラ大会に出場する予定です。
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