第3回となる野球の国際大会「プレミア12」は、世界ランキング上位の12の国と地域が参加して行われています。

井端弘和監督の下、大会連覇を目指す日本は、初戦のオーストラリア戦、第2戦の韓国戦と開幕から2連勝し、16日夜は同じく2連勝の地元、台湾と対戦しました。

日本は1回、相手のエラーとフォアボールなどで1アウト一塁三塁のチャンスを作り、4番に入った阪神の森下翔太選手の犠牲フライで、三塁ランナーがかえってノーヒットで先制しました。

3回には2アウト三塁から今大会ノーヒットの楽天、辰己涼介選手のタイムリーツーベースで追加点をあげました。

さらに4回、今大会初先発の西武、源田壮亮選手が甘く入ったストレートを捉えソロホームランを打ち、リードを3点に広げました。

投げては先発した阪神の才木浩人投手が、150キロ台のストレートに鋭く落ちるフォークボールを効果的に使い5回までヒット2本と三塁を踏ませない好投をみせました。

才木投手は6回に「台湾の応援がすごくて少し力んでしまった」と2アウト一塁二塁のピンチを招いたところでマウンドを降りましたが、2人目のロッテ、鈴木昭汰投手がショートゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

7回には3人目の日本ハム、北山亘基投手がソロホームランを打たれ2点差に迫られましたが、最後は抑えの巨人・大勢投手が、3人で抑えて日本が3対1で勝ちました。

1次リーグは6チームによる総当たり戦で、日本はこれでグループBで唯一の3連勝となり17日はキューバ、18日はドミニカ共和国と対戦し、上位2チームに入れば2次リーグに進出することができます。

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