■JR東日本カップ2024第98回関東大学サッカーリーグ戦1部最終節 明治大学 4-1 流通経済大学(17日、東京・味の素フィールド西が丘)

関東大学サッカーリーグ戦1部最終節が味の素フィールド西が丘で行われ、首位の明治大学は9位・流通経済大学を下し、史上初となるリーグ戦22試合無敗での優勝を飾った。

22試合無敗での優勝は、リーグ戦が現行制度になった2005年以降、初の記録。

J1クラブ2025シーズン加入定選手5人、GK上林豪(4年、C大阪内定)、DF内田陽介(4年、東京V)MF熊取谷一星(4年、東京V内定)、MF常盤亨太(4年、FC東京内定)、FW中村草太(4年、広島内定)を擁する明治大は前半38分、FW近野伸⼤が相手からボールを奪うと、熊取谷から中村と繋ぎ、そのままシュート。一度は相手GKに止められるも、最後は近野伸⼤が押し込んで先制。

しかし後半21分、流経大にコーナーキックから失点し同点に。後半29分は流経大にPK与えてしまうも、GK上林豪(4年、C大阪内定)がシュートをストップ。ナイスセーブで得点を許さない。

その直後、DF内山開翔(1年)のクロスから、こぼれ球に反応した中村草太(4年、広島内定)のボレーで2点目を奪い勝ち越し。

さらにMF熊取谷一星(4年、東京V内定)がドリブルでペナルティエリアまで侵入し、内山開翔(1年)とのパス交換から、熊取谷がゴール左隅にシュートを流し込み3点目。終盤の後半43分には鷲見星河(4年)のゴールでダメ押し。リーグ最多得点を誇る、明治大の攻撃陣が爆発し試合を制した。

2025シーズンよりJ1広島に内定のFW中村草太(4年)は今季、12ゴール8アシストの成績を残し得点王とアシスト王をダブル受賞。昨シーズンも得点王・アシスト王を受賞しており、2年連続でのダブル受賞は史上初となった。

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