43回目を迎えることしの「大分国際車いすマラソン」には日本を含む世界10か国以上から200人近くの選手がマラソンとハーフマラソンに出場しました。

マラソンの男子は、パリパラリンピックで銀メダルを獲得した中国の金華選手と銅メダリストの鈴木朋樹選手が前半から抜け出し、2人のマッチレースの展開となりました。

35キロの手前で金選手がペースをあげると鈴木選手はついていくことができず、逃げきった金選手が1時間18分31秒のタイムで大会初優勝を果たしました。

鈴木選手は1時間19分34秒のタイムで2位でした。

鈴木選手は「すごく楽しいレースができました。ことしを締めくくるレースで目標の1時間20分以内で走れたのでよかったです」と話していました。

一方、女子はパリパラリンピックの金メダリスト、スイスのカテリーヌ・デブルナー選手が1時間36分49秒のタイムで大会2連覇を果たしました。

日本勢では50歳のベテランで夏と冬、両方のパラリンピックで金メダルを獲得している土田和歌子選手が3位に入りました。

土田選手は「走り終えてまだまだ上を目指したいと思ったので今後も一戦一戦頑張ります」と話していました。

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