男子テニスの国別対抗戦、デビス杯決勝大会の準々決勝でプレーするラファエル・ナダル(ロイター=共同)

 【マラガ(スペイン)共同】男子テニスの元世界ランキング1位、38歳のラファエル・ナダル(スペイン)が19日、スペインのマラガで行われた国別対抗戦、デビス杯決勝大会の準々決勝のオランダ戦で現役最後の試合に臨んだ。

 母国の代表チームの一員として第1試合のシングルスに出場。地元ファンの後押しを受けながらも世界80位のボティク・ファンデザンシュルプに4―6、4―6でストレート負けを喫した。チームも1勝2敗で敗退。四大大会で男子歴代2位の22勝を挙げた名手は引退セレモニーで「20年以上の選手生活ではいい時も悪い時もあった。これほど多くの愛情を受け、とても幸運だと思う」と時折涙ぐみながら話した。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。