明治神宮野球大会が20日、東京の神宮球場で開幕。大学の部の第1試合では、福岡大が日本体育大に7-2で勝利して2回戦進出を決めた。
今年のドラフトでオリックスから2位指名を受けた日本体育大の寺西成騎投手(4年・星稜)は、5点ビハインドの5回に3人目として登板。
140キロ台前半のストレートとスライダーを中心とした投球で、2回を投げ被安打3、四球1、失点1という投球内容だった。チームが敗れたため、寺西にとって今日が大学ラスト登板となった。
試合後、寺西は「何とか流れを変えようと思って登板したが、不甲斐ない投球になってしまった。」と唇を噛んだ。
そして「ほとんどケガばかりだったけど、ここまで指導してくれた指導者の方や、両親、仲間もそうですし、色々な人に支えてもらいながらここまで来ることができた。」と大学生活を振り返った。
プロ入りに向けては、「体を一から鍛えて、(春季)キャンプにいい状態で入れるようにしていきたい。もっと成長して、オリックス・バファローズのエースになれるように頑張りたい。」と前を向いた。(取材・文MBSアナウンサー金山泉)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。